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ビッグバン宇宙論

dsc_0002_20120619202653.jpg 久々に面白い宇宙の本を読みました.
サイモン・シンによって書かれたこの本は古代各地の創世神話からビッグバン理論に至まで、当時の人々が何を根拠にどのように宇宙を理解してきたかを優しく解説したものです.
相対性理論、量子力学などの助けを借りて現在のビッグバン宇宙論にいたるまで、エピソードも交えながらの話の展開は面白く、学校ではぶつ切りにしか教えられなかった理論が一本の道の上にきちんと綺麗に並んでいます.

しかし私が一番面白かったのはこの本の中にあった「セレンディピティー」という言葉です.
1754年に作家のホラス・ウォルポールによって作りだされた造語ですが、いわゆる「まぐれ当たり」「偶然の発見」を意味します.
例えば棘だらけの植物の種がズボンにたくさん付いてしまった時、その棘を観察し先が鉤型になっていたのをヒントにできたのがベルクロテープです.またペニシリンの発見は窓から飛んできた青カビが実験中のシャーレに落ち培養していた細菌を殺したことから始まります.
このようにセレンディピティーは私たちの周りに数多く存在するのですがそれを偉大な発見にまで持っていくには適切な文脈の中で位置づけるだけの知識を蓄積していないとできないのです.それで「チャンスは備えあるものに訪れる」とパスツールはいったそうです.この本の中にはセレンディピティーの話が数多く出てきます.天文学のような特にセレンディピティーが重要なのでしょうが、我々の普段の仕事でもやはり感性をとぎすませていないとチャンスは見逃してしまうのでしょう.

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夏の京都旅行

dsc_0039_3.jpg dsc_0089_2.jpg よく見れば8月のブログアップは2日の一回だけとなってしまいました.
いかんいかん!9月はそうならないように.

先日、日大二年生恒例の京都旅行に行ってきました.
上の写真は私が京都で一番好きな場所の一つ、大徳寺、高桐院のアプローチです.
覆い被さる樹木、適度な曲がりと長さ、敷石の美しさ.どれをとっても京都に来て良かったなと感じる瞬間です.俗世間から次第に離れていく高揚感が得られます.
さて下の写真ですが、これは坂本昭さん設計の富田林の家の庭になります.造園は荻野寿也さんの手によるもので、実は荻野さんの自邸でもあります.坂本さんの住宅の造園のほとんどを手がけられているようで、他にある同じような白い建築とは違い、坂本さんの建築が何故か優しさと和む感じがするのは荻野さんの造園も大きな要因の一つでしょう.

荻野さんの特徴は生け花のような繊細な感じを造園で行っていることと、また逆に作り込まない雑木林のような自然な感じを併せ持っていることでしょう.一度機会があったら一緒に仕事をしてみたいと思っています.

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Kei Morozumi / studioA

Author:Kei Morozumi / studioA

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