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まめ知識18 梅雨時に湿気対策について考えるI

ワールドカップがは日本の一次リーグ敗退が決まり残念な結果となってしまいましたが、ブラジルでも開催する会場によって湿度の極端に高いところ、そうではないところと色々な条件のもと選手たちは戦っているようです。一方日本は梅雨で湿気の多い日が続いています。皆さんはどのような湿気対策をしていますか?

まずは湿度について。湿度には絶対湿度と相対湿度というものがありますが、よく耳にするパーセントで表しているのは相対湿度というものです。空気は温度によって含まれる水蒸気の限界量が変化します。(表参照)
この相対湿度の数字が私たちが快適に思うかジメジメ感じるかと深く関係しています。気温が30度ですと空気中には1m3あたり約30gの水蒸気を含むことができますが、気温が下がり10度になると10g、0度ですと約5gまで少なくなります。相対湿度が小さければまだ空気自体に余裕がありますから、人体から発生する汗も蒸発し、空中に吸収されやすくなりますが、100%近くなってしまうと空中にはほとんど放出されず、いつまでも汗は蒸発しなくなりジメジメと感じる訳です。冬はこれとは逆に湿度が10%などと低くなると体からの水分がどんどん蒸発してしまいお肌はカサカサ、いくら暖めても暖かく感じなくなってしまう訳です。気象庁の2011年のデータによれば、東京の1月の平均湿度は36%ですが、10%を下回った日も半分以上あります。かたや6月は平均で71%で、30%程度まで落ちた日は6日しかありません。そのため快適な室内環境を保つために冬には加湿、夏には除湿と忙しくなってしまう訳です。また人が快適と思われる湿度というものがあります。それは50%ですからなるべくその数字に近くしようとするのです。

50%に近づけるため除湿器、エアコンの除湿運転や内装の材料を工夫するなど色々有りますが、今日は両方の視点から考えてみます。
今回は機械のお話。この季節じめじめとして除湿器やエアコンの除湿運転に頼っている方も多いと思います。また夏、蒸し暑い時は湿気を多くとりたいので「冷房ではなく除湿運転をする」という方も多いのではないでしょうか?除湿、弱冷どちらが効果的でどのように使い分けるのが良いのでしょうか?
結論から言うと、除湿の効果は除湿運転するよりも冷房運転をした方が大です。
メーカーによって様々な名称がある除湿運転ですが、現在のエアコンで除湿できる運転は次の三種類だけです。
・冷房運転で除湿する(いわゆる、冷房運転)
・弱冷房運転で除湿する(除湿モード、除湿運転)
・再熱方式で除湿する(最近高級機種に搭載されているもので、冷房で冷えた空気を再度暖める)
二番目の弱冷房運転で除湿する、というのが一般的に「除湿モード」といわれるものになります。

エアコンでの除湿の基本は皆同じで、室内機の中で空気を冷やして結露させて水分をとる、という事です。冷えたコップの外側がびっしょりと濡れるのと同じ原理です。湿った空気を冷たいものに直接触れさせると触れた部分の空気が冷やされ、空気中に水蒸気として入っていられなくなった量が水分として搾り取られると言う原理です。先程のグラフで具体的に考えると、気温30度湿度100%だと1m3に30gの水蒸気が含まれますが、これを15度まで冷やすと約13gまでしか水蒸気として空気中にとどまれなくなりますから、残りの17gは水となって結露し流れ出てきます。長時間運転し、室温が下がらなかったとすれば43%に次第と近づきます。仮に25度まで室温が下がったとすると(25度の時の飽和水蒸気量は約23gですから)56%になります。冷房や除湿運転中、室内機の外側についているドレンパイプというところから水がかなりの量出ているのを見たことがあると思いますが、あの水が空気中に入っていられなくなった水分になります。ですから除湿するためにはまずは空気を冷やさなくてはならないのは冷房運転でも除湿運転でも原理は同じなのです。

では色々なモードがありますが何が違うのでしょうか?下記の一覧表で違いを見て下さい。

        除湿方法        欠点      除湿効果 電気消費量  
冷房運転   いわゆる普通の冷房   室温の低下     最大    中

弱冷房運転  弱冷房にする事で    除湿効果が     最小   最小
       室温の低下を防ぐ    低い

再熱除湿運転 冷房運転で冷えた空気を ヒーターを使うため  中    最大
       ヒーターで暖め直す   電気を食う

ということで、再熱除湿運転は室温が下がらず快適でありますが、冷房して冷やした空気を暖房でまたもとの温度にすると言う、かなり厄介なことをしています。暖房運転はヒートポンプというかなり効率の良い運転方法で暖めますが、再熱除湿はヒーターですからエネルギー効率もかなり悪くなります。
また参考までに除湿専用の機械を運転すると室温が上がってしまうのは室外機が無いからで、機械から出る熱が多くなるためのもので、ヒーターが作動しているからではありません。
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