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シャドウ・ダイバー

shadowdivers_thumb.jpg 新年一冊目の本の紹介は「シャドウダイバー」 レックダイビングという沈船に潜るダイバーたちのノンフィクション.通常のダイビングと違い70mの深海で命をかけ沈船を探る男たちの話である.70mと一言で言っても想像が付かないが、25分間活動すると体内にたまった窒素を抜くために減圧ダイビング1時間、二時間活動すると9時間を要するという過酷な世界の話である.水面からの光も届かず、さらに沈船の中で移動をすると中に積もった泥が舞い上がり視界がほとんどゼロになるという.そのような過酷な環境の中で確実に生き抜くためには、テクニックはもちろん、精神的なタフさが一番要求されるという.主人公のジョン・チャタトンは人並みはずれた精神と技術を持ち合わせ、未知の沈船に挑む.内容は本を読んでもらうことにするが、本文の中で興味深い一文があったので紹介しよう.主人公が自分から志願してベトナムの最前線に参加していたときの話である. -簡単にはじめられることなら、すでに誰かがやっているはず.
-ひとのあとをついていくと、ほんとうに解決する価値のある問題を見過ごすことになる.
-抜群の能力を発揮するには、準備と自己犠牲と集中力と執着が必要だ.そのうち一つでも妥協すればひとなみになってしまう.
-人生にはときどき、大きな決断をせまられる一瞬がある.止まるか進むかを決めなければならない交差点がある.ひとは、そのときくだした判断と死ぬまで離れられない.
-正邪のまじめな判断にもとづいた決断であれば、後で後悔することが最も少ない.
-死ぬのは臆病になった人間であることが多い.気にするのをやめて「もう俺は死んだも同然だ-俺が生きているか死んでいるかは関係ない.大切なのは自分にできる限りのことをすることだ」といえる人間は怖いものなしだ.
-考えうる最悪の決断は、あきらめることだ.

本のP141に載っています.
深い言葉ではありませんか.

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