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これで分かった、建築用語.2-様々な電球について

電球と一言で言っても様々な種類があってよく分かりませんね.
前回説明を省いた電球の種類について、長所、短所、特徴などをお話しします.
住宅に使う主な光源には
白熱電球
蛍光灯
ハロゲンランプ
クリプトンランプ
メタルハライドハロゲンランプ
水銀灯
LEDランプなどがあると書きました.
白熱電球.蛍光灯あたりまでは皆さん特徴もよくご存じかと思いますので次のハロゲンランプから説明します.
ハロゲンランプ
002mini_2.jpg
電球の中にハロゲンガスが封入されているためこのように呼ばれており一般の白熱球に比べ非常に小さい電球です.特徴は白熱電球よりフィラメントが明るく、白っぽい光を放つことです.また光を出すフィラメントが非常に小さいため光学的な設計がしやすいことにあります.簡単に言うと光源が点に近いので理想的な反射鏡の設計が出来ると言うことです.自動車のヘッドライトを初めスポットライトなどによく使われています.欠点は熱が高いこと.火傷などの恐れがあり、手が簡単に届くスタンドなどではあまり使われなくなりました.一方きらりと光るディスプレイなどでは欠かせない電球です.(左写真はダイクロックミラー付きハロゲンランプのスポットライト.ダイクロックミラーは熱を後方に逃がす性能がある)
クリプトンランプ
白熱電球の中に入っているアルゴンガスをクリプトンガスに代え、寿命を延ばしたものです.ハロゲンランプのような小さな形状で明るいタイプもありますがこれはハロゲンランプと同じような性質を持っています.

メタルハライドハロゲンランプ、水銀灯
この二つは同じような形状と大きさで、庭園灯や屋外の大型スポットライト、体育館などのような大きな空間での天井灯などに使われます.形状が大きいため使われる場所は限定されてきます.住宅では庭園灯がおなじみです.二つの違いは演色性で演色性とは本当の色と同じように見えるかどうかと言うことになります.トンネルの中などで赤い色がグレーに見えたりした経験のある人は多いと思いますが、これは水銀灯の演色性が悪いためで、赤がグレーに見えてしまうためです.逆に緑は鮮やかに見えますから庭木を照らすと非常にきれいな緑が楽しめます.
007mini.jpg

さて、最近話題のLEDランプですが省エネ、光寿命が謳われ理想の電球のように思っている人も多いと思います.しかし、2010年現在では発光効率は蛍光灯とほぼ同じ、明るくすると熱を持ちハロゲンランプ同様の熱の問題が出てきます.急速に技術が発展しているので今後に期待はできますが、値段が高いので今は限られたところでしか使われていません.寿命が白熱電球の20-60倍程度あるため現在は電球の交換が難しい高所取付の照明などで使われています.蛍光灯に比べて約30%程度の省エネ効果があるという報告も最近メーカーから出されています.(『当たり前になったLED照明 費用対効果が大幅に改善』 日経エレクトロニクス 2009年3月23日号 )
上の写真は中央の小さな丸いものが普通の電球に変えて口金にねじ込めるタイプのLED市販ランプ.白熱電球の5W程度の明るさしかない.ユニットの中にLEDの光源が7つほど入っている.左の黒い電線の先に付いているのがLED単体の光源.


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