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これで分かった、建築用語.3-照明器具の種類について

電球ばかりでなく、照明器具も色々な形があって・・・とお悩みの皆さん.
一般の住宅に使われる照明器具の使い方をstudioAの見方で書いてみます.
種類をざっと上げると
コードペンダント:ルイスポールセン社のもの

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ブラケット:ホワイトボールランプがむき出しのシンプルなタイプ

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ダウンライト:天井の色に合わせて縁を黒く塗っている.

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その他にも、シーリングライト シャンデリア コードペンダント ブラケット ダウンライト スポットライトなど.
玄関灯や浴室灯はブラケットの一種ですが防水性能が求められるのでこのように呼ばれることもあります.特殊なものとして逆富士形蛍光灯、トラフ形蛍光灯などもあります.
では一つずつ特徴を述べてみましょう.

シーリングライト
天井に埋め込まれている丸や四角のベース照明で一般家庭のリビングの天井に付いているのはほとんどがこれです.が、studioAではほとんど使いません.理由は意味無く隅々まで均一に明るくなってしまうからです.

シャンデリア
ご存じと思いますが、装飾性の高いクリスタルガラスの高級品から電球の傘が3つ4つ放射状に開いたものなど数多くありますが、これもstudioAではほとんど使いません.理由は妙にデザインされているからです.照明計画は器具のデザインを楽しむのではなく光の演出で楽しみたいと思っています.

コードペンダント 写真左
食卓の上に天井からぶら下がっている例の照明器具です.隈研吾の「十宅論」によるとコードペンダントは家族愛の象徴と一家団欒の表現.とありましたが、なかなか上手い説明だと思います.コードペンダントを取り付けると集まりの中心のような空間が出来るので不思議です.コードペンダントの代わりにダウンライトで明るさをとる場合もありますが、studioAでは建て主の好みと上の意味を考えながら設置しています.

ブラケット 写真右上
通常壁に取り付ける照明器具で間接照明のようなものや電球がむき出しのものなどあります.studioAではトイレや脱衣室などは写真のようなホワイトボールがむき出しのものをよく使っています.

ダウンライト 写真右下
天井に埋め込まれたライトで、ホテルの廊下などでよく使われています.真下にピンスポットのように狭い角度で照らすタイプと広く柔らかに明るくするタイプがありますが、電球の種類や直径、電球の見え方など様々な選択肢があり、専門家でないとなかなか使い分けが出来ないと思います.電球が見えないタイプのものを上手く配置すると電球がついているのかどうか、床の明るさを見ないと分からないような製品もあり選択にいつも苦労します.選ぶときはカタログだけでなく実物を見ないとかなりの確率で失敗しますがメーカーのショールームで色々と見てみるのも結構楽しいですよ.

スポットライト
文字通り首を振り様々な場所を照らすことの出来るスポットライトですが、studioAの住宅では非常に重要な役目を果たしています.リビングやダイニングは間接照明で150ルクス程度に暗く設計していますが、局所的に明るさの必要なところはこれで明るさを確保しています.ソファーの脇に付けたりカウンターの横に付けたり、大活躍の照明器具です.前回、各電球の特徴を述べましたがハロゲンランプやレフランプを使い分けています.

逆富士形蛍光灯、トラフ形蛍光灯
いわゆるむき出しの蛍光灯で、天井に直に取り付けたり間接照明のボックスに入れたりするときに使います.逆富士形とはその名の通り天井に取り付けたときの形状が富士山を逆にした形なのでそのように呼ばれています.安くて効率よく明るくできますがあまりに機械的なので住宅に使われることはほとんど無く、賃貸の事務所やサービス用の裏方の部屋で使われています.住宅で使うとしたら物置や納戸でしょうか.

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